使用構築です。
何回見てもイカしてる並び。
目次
【初めに】
メガガルーラとジャラランガの2匹が猛威を振るう中で(逆張りオタクなので)その2匹を使用せず、流行りの並びをメタりながら良い構築が出来たと思ってます。
このあと1勝して1835になった。
けど最終日朝に負けてア
ジャラランガは大体メタることが出来ましたが、メガガルーラについてはどうしても厳しさが残る。逆にメガガルーラが居なければほぼ勝てました。
【構築経緯(建前)】
最初はガルーラジャラランガ@4の適当なパーティで潜って気付いたが、トリパに対して薄いパーティが多く、挑発やトリル返し(クレセ・ポリ2)などしか用意されていないと感じたのでトリルから展開していける構築を作ることにした。
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5ターンで決着をつけるには火力のあるトリックルーマーが必要だと考え、数シーズン前にWCSで使っていたドーブルポリZから構築を組むことに。
ドーブルは耐久の面から襷を持たせた。しかしトリルパで、他の猫騙しポケモンのS関係からSに振る意味は薄いと考え、その上メガガルの捨て身はHB特化しても耐えないので、相手ジャラランガのブレイジングソウルビートを守る+相手のスケイルノイズを耐えられるようにHDに特化した。
ポリZはトリル後に積んだジャラランガぐらいは倒せる必要があり、初手でポリZより遅い有象無象を一撃で葬り数的アドを取りたかったのでノーマルZを持たせた。
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トリックルーム中の5ターンでなるべく相手を処理するためにはメガガルーラの猫騙しを必ず無効化する必要があると考え、その上メガガルーラを一撃で沈める火力を持つ眼鏡カプテテフを採用。S関係的にもポリZトラアタで削り→サイキネで〆のように半分回復実を発動させないようなダメージの与え方を出来るので適任だと考えた。
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トリックルーム下で、積んだジャラランガを一撃で葬ることが出来、なおかつメガガルーラの一撃やジャラランガの攻撃を耐えることができるポケモン、かつ物理の超高火力ポケモンが欲しいと考えた。ジャラランガやテテフコケコなどの影響によりこの指要員などはDに厚く振るケースが多いと感じたためである。上の条件を満たすポケモンとして鉢巻オニシズクモを採用。
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この4匹を基本選出としたが、ガチトリルで1番遅いのがオニシズクモというのは速く、これより遅いポケモンの中でもカビゴンはこの構築で一撃で落とせるポケモンがおらず、かなり重いと考えトリルをしないルート、ポリZとテテフの中途半端なSを補う追い風から展開できるような@2を考える。追い風下でポリZを出せば最終ターン両守るに合わせてトリルを打てるのもポイント。
既に決まった4匹は初手のメガガル+ジャラランガに強い並びには相手視点では見えず、追い風軸で選出するにしてもその2匹の並びに隙を見せるわけにはいかないと考えた。
メガガルーラ+ジャラランガだけでなく、メガガルーラ+αの様々なパターンに対応できる2匹を考えていくと、メガガルーラに猫騙しがある以上、こちらはS101以上の猫騙しを用意する必要があると考えた。
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該当ポケモンの中でジャラランガを葬れ、メガガルーラと一緒にいることが多いと感じたカプ・コケコとウルガモスに見えない処理ルートを持てる珠ゴウカザルを採用。
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肝心の追い風枠だが、本当に悩みに悩んだ。
まず欲しい要素が
①追い風
②追い風した後にある程度の火力が出る
③後ろから出すテテフで先制技を受けないように接地
⑤ジャラランガを上から確1
⑥メガガルーラの猫+捨て身を耐える
⑦カミツルギに強くありたい
と多すぎる。
①②⑥はメガガル+αと対面し、猫騙しを交換した後の展開的にどう考えても必須なので最低限これを満たすポケモン…
この3匹をぐるぐるして使用していた。
どの3匹でも似たような動きなので、以下の記事ではリザYを紹介します。
【構築経緯(本音)】
なんか潜ってるうちにこうなった
【個体紹介】
調整
S: 追い風時に+1ジャラランガ抜き
トリルポリZを逆さで使うならこの技構成以外はあり得ない。
ありとあらゆるポケモンを一撃で葬ることができるカードをトリックルーマー自身が持っていることは余りにも強く、カプテテフと合わせて不意打ち・猫を無効化しながら相手を順次葬っていく動きをする。
破壊光線Zを切った後もトラアタでの削り力、素の破壊光線での締めまで決して置物にならない火力が非常に使い勝手が良かった。
②ドーブル
HBぶっぱにしていたが結局メガガルーラの攻撃が耐えられないのでHDに。基本的に守る→この指とまれで隣のポリZのトリル始動を補助しながら落ちて後続に繋げる。相手に猫要員がいない場合は猫を撃つが、相手にアマージョやテテフがある場合は要注意。
とっとと死んだ方が展開は速いが、死ななかった場合でもキノコの胞子を振り撒いてるだけで強く、また後続は耐久に厚く無理やり後出ししやすいので、残しておくルートも常に考えておく。
育成が面倒でないなら穏やかではなくて慎重にすべきで、1回猫騙しのダメが足りずに負けた。ムラっけのお陰で勝った試合も負けた試合も恐らく無いが、相手に与えるプレッシャー・プレミを誘う意味でも動揺を与えるムラっけで良かったと思う。
トーチカをキングシールドにするのはやめましょう。挑発+メガガルーラにどうしようもなくなります。(114514敗)
ホズの実でメガガルーラの捨て身を耐えるような振り方も一考の余地あり。ただそこまでメガガルーラに特化してしまうと他の有象無象の構築に本来の襷による柔軟性が活かせなくなる点は無視できないデメリットなので僕は襷を推します。
③カプテテフ
調整
H-B: メガガルーラのグロP耐え
C: PFサイキネでH181-120メガガルーラ確1
D: +1スケイルノイズ87.5%耐え
メガガルーラを一撃で処理しながら先制技を無効にするのはこのポケモンにしかできないため採用。また相手のクレセリアにトリルを返させず確1にする火力もこのポケモンにしか成せない業。基本的にドーブルの死んだ後ろから投げるポケモンだが、ドーブルを残したい場面に無理やり後投げする場面もあるのでこの程度の耐久は必要だった。
守りたい場面も多いが、こだわり眼鏡以外では要求されるスペックを何も満たさなくなるので本末転倒。
物理方面のトリルエース。
攻撃面の特殊への偏りが気になったので物理型。積んだジャラランガを一撃で葬りながら広く範囲が取れる水技で殴り続ける。
その高いDからあらゆる攻撃を無理やり耐えることもできる。この火力と攻撃範囲と遅さはこのポケモンしか実現できず、もう少し環境に増えても良いと思うほど強いポケモンだった。
毒づきは一度も撃っていないが、他に入れる技も無く。吸血がベストか。
基本的に相手メガガルの横に猫騙しを撃つ。
メガガルーラの横にいることが多いと感じたジャラランガは勿論、ウルガモス・カプコケコに対して猫+マッパで気付きにくい縛りを持てる。
メガリザYが隣にいる場合、晴れフレドラで無振りメガガルが75%の乱1になる程度の火力が出るのでこれも常に相手から見え辛い択も持てる点が非常に良かった。
フェイントは追い風ポケがメガボーマンダの時にフェイント+ハイボでカミツルギを倒すために採用したが、守るや挑発やアンコール、インファイトなど多種多様な技からピックすればどの技でも強く腐りにくいと思います。
対峙したメガガルは全員メガせず精神力猫をしてきたので気持ちよくポケモンが出来た。
※画像が素のリザードンですが実数値はYのものです。
異常に硬いメガリザY。ここまで振らないとメガガルーラの猫+捨て身を耐えない。
追い風後に置物にならない火力と、隣のゴウカザルとの相性の良さから採用した。上の条件の①②⑥しか満たさないが、相手視点で言えばジャラランガを上から縛るポケモンなのでまぁ良しとする。
ここまで耐久に振ってるとはいえ逆さでのタイプ相性は酷い。
一撃で持っていかれるポケモンも少なくないが追い風後はさっさと落ちてしまって良いことも考えるとこれで良いのかなぁと思った。HB振りが活きた試合は多く、一方的に追い風を貼る仕事を多くこなしてくれた。
【選出パターン】
①
先発
後発
基本選出。トリルを通して殴れるだけ殴る。
やることが単純でサイクルなどが無いため読み合いがほぼ発生しない。守る択も一度の完全な外しぐらいはリカバリーが効く場面も多い。
ドーブルの器用さと周りの超火力はギミック系にも万能に対応できる。
正直90%この選出してた。
②
先発
後発
この選出をするのは
①相手が低速に寄っていて、炎が刺さる。
②相手が低速に寄っていて、テテフポリZが上を取れるポケモンが多いスタン系。
③メガガルジャラランガウルガモスコケコクレセカビゴンといった並びなど、ゴウカザルが活躍できる+オニシズクモより遅いポケモンがいる。
④相手に全体技が多く、ドーブルのこの指が活用できそうにない。
こういった条件で選出する。やはり基本選出よりパワーが低いのが気になり選出率は低い。
滅多に出さないまである
他は柔軟に。
【重いポケモン】
①草タイプ各位
ゴウカザル+リザYを採用している以上草タイプには弱く、基本選出を余儀無くされるが基本選出で厳しい草タイプを挙げていく。
i.カプ・ブルル
ポリゴンZとのS関係が初手で分からない。メガガルより遅いブルルは即たいありでしんどい。後続ならテテフのPFを塗り替えられるのでいずれにしても無理ポケモン。スカーフなら問題ない。
ii.ジャローダ
ゴウカザルより速く、挑発・壁・蛇睨みなどのサポート技の存在が面倒。トリルを阻止できないような技構成であることを祈る。積まれる分にはあまり問題にならない。
iii.カミツルギ
ゴウカザルより速く追い風も可能なので基本選出を余儀なくされる。襷以外は問題ないが、襷はトリル後に択を当て集中するしかなく、択を外せば死亡する。
iv.モロバレル
最悪。オニシズクモより遅い上にテテフの攻撃を半減し粉で阻害してくる。ポリゴンZの破壊光線Zで処理しなければ勝ち目はないが、処理できてもバレルにZを切ってることは取り巻きの高耐久(メガガル・ジャラランガなど)を考えると好ましくないためそれでも50:50
基本選出では全体技の超火力+ポリZを確1の技を併せ持つ厳しいポケモン。隣次第だが初手から守る胞子を仕掛けて安定択を生み出したい。択なので何とも言えない。
最悪。
オニシズクモより遅い上にオニシズクモの水技で倒せず、テテフのキネシスで落ちない。砂でドーブルの襷が削れる場面も考えられる。基本選出では厳しいので炎枠を出していきたいが、取り巻き次第では基本選出でトリルをせず下からの高火力を押し付けていく戦い方をしていくか、トリルが切れるまでドーブルで誤魔化し続ける戦いをする必要がある。
いずれも厳しすぎる。
④ガル+ガルより遅い高火力ポケ
基本選出ではどうやっても勝てません。
ただ、PGLを見て頂くとわかるんですが幸いにしてそういった並びは少なく、例に挙げたメガガル+テテフも猫・不意打ちを自分で封じてますし、その他はスカーフを持ってるとかでメガガルーラを抜いてることが多いか、ポリZを確1に出来ません。
なのでこういう並びは来ないことを祈るしかありません。相手視点からすればこちらには追い風もトリルも猫2枚もありますしテテフ・ポリZがスカーフの可能性も十分ありますので、こういった選出はされにくいのかなとも思います。
⑤(型バレした上で)挑発持ちジャラランガ
やめろぉ(本音)やめろぉ(本音)
【終わりに】
これより強い構築考えつきませんでした。
本当は全体超火力で攻めたかったのですが、必要な火力を満たすことが難しく、単体超火力で攻めるパーティになりました。全体火力でメガガルーラらへんを確1にするにはもう安定性を捨てた完全ギミックしかないのかなぁと。
<えっそれは…(保険加入済)
てか僕ありとあらゆるスペレでポリZと戦ってることに気付きました。
破壊光線撃たせるだけで強い
逆さダブル面白いので皆さんも潜ってみてください。
今後あるかわかりませんが(^_^;)